でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相

今年読んだ本の中で印象に残っている一冊として、福田ますみ著「でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相」というノンフィクション本がある。

本の内容を簡単に説明してみる。2003年、福岡市の小学校で、教師によるいじめ事件が起きた。被害者である児童の母親が新聞・雑誌に告発、大ニュースとなって教師は懲戒処分を受けた。その後マスコミによる報道は加熱し、教師は日本中からバッシングを受けたが、実はそのいじめ事件は、母親による狂言・でっちあげだった、という内容だ。2013年、教師によるいじめの事実は確認されなかったとして、懲戒処分は取り消された。

本の中では、十分に取材をしないまま報道をしてしまった新聞・雑誌に対しての批判が述べられている。週刊文春がこの事件を最初に報道したとき「史上最悪の『殺人教師』」との見出しが付けられていたという。

ところで教師による不祥事は毎年何件も起こっているが、つい最近も、教師が生徒に窓から飛び降りろなどと発言したという事件がニュースになっていた。この事件も、当初は教師側を批判する声が大きかったが、時間が経つにつれ、どうも風向きが変わってきたようだ。

私のような庶民はマスコミ報道を通じてしか事件の詳細を知る術はないわけだが、マスコミには、まあ期待するだけ無駄なような気もするが、きちんと取材して偏りのない報道をしてもらいたいものだ。

藤井四段・竜王戦2

竜王戦本戦2回戦、藤井聡太四段 対 佐々木勇気五段 の対局は、佐々木五段が勝利し、藤井四段の連勝記録は29でストップした。

藤井四段の強さは私が語るまでもない・・・というか、どれほどすごいのかよく分からない、というのが正直なところだが、まだ中学生でありながら記者の質問にきちんと敬語を使って受け答えをしているところがすごいと思った。 たぶん私よりしっかり受け答えができていると思う。

連勝記録がストップしたのは残念だと思うが、本人としては少しホッとした部分もあるのではないか? どうだろう。 私ごときでは、勝負の世界に生きる人たちの気持ちに想像の及ばないところがある。 ともあれ、藤井四段の今後の活躍は全将棋ファンにとって今後も注目の的であり続けるだろう。

将棋界の今後の注目ポイントとしては、まず、羽生三冠のタイトル戦(棋聖戦・王位戦・王座戦)の行方だ。3タイトルとも若手強豪との対戦がほぼ確定している。 また竜王戦の今後の対局も注目だ。 羽生三冠には今年こそ竜王のタイトルを獲得してほしいと思っている。

藤井四段・竜王戦

先日の将棋竜王戦・本戦1回戦、藤井聡太四段 対 増田康宏四段は、藤井四段が勝利し、将棋界新記録となる29連勝、その日のニュースでも大々的に報道されることになった。藤井四段への対抗心むき出しで戦いを挑んだ増田四段は相当悔しい思いをしただろうが、今後長く続く2人の対戦にはこれからも期待したい。

現在藤井四段が戦っている竜王戦はすでに本戦のため、対局相手はトップクラスの実力の持ち主ばかりだ。もはやどこで連勝が途切れても全く不思議ではない。次局の佐々木勇気五段も、調べてみると今年すでに渡辺明竜王や斎藤慎太郎七段を破っており、相当な実力者と言えそうだ。

先日の増田戦は、私は所用のためリアルタイム中継を見ることはできなかったのだが、次局の佐々木戦は、日曜日。朝から晩まで対局を観戦することができる。幸せだ。

ニコニコ動画の解説は、面白トークに定評のある木村一基九段だ。ニコニコはここ最近、abemaTVへ対抗意識を持っているのか、解説の人選が素晴らしい。これまで将棋に興味のなかった人も、この機会に将棋の観戦を始めてみたらどうだろうか。

藤井四段

将棋、藤井聡太四段がデビュー以来無傷の28連勝で、将棋界の連勝記録に並び、巷を騒がせている。長年の観る将(観戦専門の将棋ファン)である私としては、このような形で将棋が大きなニュースになることは大変喜ばしいことだと思う。

しかし、ヒーローにはライバルキャラが必須である。あの羽生善治三冠にも、谷川浩司九段、森内俊之九段、佐藤康光九段、渡辺明竜王など、世代を超えて強力なライバルたちがおり、数々の名勝負・名エピソードを生み出してきた。だから藤井聡太四段にも早く強力なライバルが現れることを期待している。

そのライバルになりうるかもしれないのが、増田康宏四段(19)だ。奇しくも将棋界の連勝記録の更新をかけた、藤井四段の次の対戦相手である。増田四段はAbemaTV企画の非公式戦ですでに藤井四段に敗北を喫しており、公式戦初対戦の次局には、相当気合が入っているようだ。

個人的には藤井四段は勝ち過ぎだと思うので、若くギラギラした闘志をみなぎらせている増田四段を応援したい。しかしどちらが勝つにしろ、熱戦を越えた、死闘を見たいと思う。

MUZIE閉鎖

今さらの話であるが、インディーズ音楽配信サイト「MUZIE」がいつの間にか閉鎖されていたことを知る。拙作「ティルキッス」で使わせてもらったBGMのいくつかもMUZIEで見つけた曲だったので、同サイト閉鎖は残念だ。

幸い、アマチュアの作曲家・歌手が音楽を発表できる手段というのは他にも数多くあり、MUZIEはその役割を終えたということなのであろう。しかしかつては日本最大のインディーズ音楽サイトであり、多数のアーティストや音楽ファンが利用していたMUZIEがその活動を終えたということは、一つの時代が終わった気がして感慨深いものがある。

キューピー

健康のために飲み始めた「キューピーコーワゴールドαプラス」。飲み始めて気付いたことがある。

それは・・・

キューピーコーワゴールドを作っている会社は、キユーピー株式会社ではなかった(興和株式会社だった)

じゃあ、キューピーコーワゴールドのキューピーって何だ、と思っていろいろ調べてみたが、結局よくわからなかった。世の中にはまだまだ謎が多い・・・。

最近の読書傾向

清水潔氏の「桶川ストーカー殺人事件」「殺人犯はそこにいる」を読んで以来、犯罪物のノンフィクションにはまってしまい、主に文庫化されてたものを中心に読み漁っている。

読んだものの中で特に印象に残っているものは、「凶悪(上申書殺人事件)」「警察庁長官を撃った男(警察庁長官狙撃事件)」「でっちあげ(福岡市教師によるいじめ事件)」「自閉症裁判 レッサーパンダ帽男の罪と罰(浅草女子短大生殺人事件)」など。

ニュースなどで見たことのある事件についても、マスコミでほとんど報道されていない内容などもあり、報道のあり方についても考えさせられる。